「コーチングってどんな話をするの?」実況解説 kiitok キャリア相談体験レポート

(2/4)なりたい姿の具体化

なりたい姿の確認

前田

前田

今後市場価値を上げるといっても、いろんなパターンがあると思います。

資料を見た限り、キーワードとしては「技術的な挑戦をしたい」、「サービスをつくっていたい」、「ゼロイチがやりたい」。そのうえで、「大きな会社の方がいい」と書いてありました。これ、結構大事なポイントかなと思います。

たとえば年収が上がっていくとか、転職サイト見たときに好きな会社にいけるとか、いろいろな市場価値の上がり方があると思うんですけど、そのなかでもスタートアップを転々としたい人もいれば、有名な会社に入りたいという人もいる。Oさんのなかで、「5年後こういう風になっていたらいい」というイメージはありますか? あるいは「こういう会社で働いていたい」とか。

Oさんのなかで具体的なイメージはありますか?

Oさん

Oさん

自分のやりたいこととしては、やはりサービスですね。僕はシステムアーキテクトをつくったり、SQLをコンマ何秒早くしたりといったことにはぜんぜん興味がないんです。ビジネスを成長させる立場にいたいですね。

前田

前田

憧れの人っていますか? ロールモデルとか。

Oさん

Oさん

ビジョンがあってサービスをつくっている人には憧れます。

前田

前田

そうなると、起業家が好きなんですかね?

Oさん

Oさん

既得権益とかが結構嫌いなので、そうですね。

前田

前田

なるほど。じゃあGoogleに入りたいとかは思わないんですか?

Oさん

Oさん

Googleは遠すぎて、もうよくわからないんですよね。

前提知識の共有

前田

前田

市場価値を上げるためには、GoogleとかFacebookみたいに、世の中で勝っているプロダクトをつくっている会社にいけるようになるという選択肢がひとつあります。そういう会社ってエンジニア1人あたりの売上もすごく大きいんですよ。

Oさん

Oさん

へー。

前田

前田

Googleみたいな会社では、エンジニア1人ひとりは検索の一部分だけとか、すごく特化した仕事を受け持つことが多いと思います。それこそ数千人でものをつくっているので、自分のやるべきところが明確に決まっていて、全体感は見えにくくなりがち。ただ、その個別の部分にはすごい難しい問題があって、サービス全体へのインパクトは見えにくいものの、技術的には面白いし、当然給料も高い。

リサーチャーとか、技術的に難しい課題にチャレンジしたい人はそういう会社に行くんですけど、一方で辞める人もいます。僕が話した人で多かったのは「自分が会社にどうインパクトを与えているかわからないから、スタートアップをやりたい」というようなコメントです。

Oさん

Oさん

なるほど。

前田

前田

もう一方がスタートアップです。年収は低いんですけど、事業がうまくいって、たとえばメルカリみたいなれば、それこそストックオプションが数十億円になることもあります。みんなで一緒に夢を見て、最初のうちは年収が低くても頑張るという形ですね。

まあ、実際のところ、超初期フェーズ以外で年収が下がることはそんなにないんですけど。

スタートアップでは、グロースフェーズを経験している人ってすごく重要なんですよね。スタートアップのほとんどはつぶれるわけですけど、「10年間、1つのスタートアップにいてずっと3人でやっていました」という人より、たとえば3人くらいの時から数百人規模になるまでずっと成長に貢献してきた人の方が、他のスタートアップから求められます。

Oさん

Oさん

なるほど。

もう一度なりたい姿の確認

前田

前田

たとえばGoogleに行くと市場価値が上がって、いろんな会社から求められると言われるけど、その人が求められるのはやっぱりFacebookとかAmazonとかになりがちです。大規模なシステムの開発経験は同じく大規模なシステムでの開発にすごく活きるので。

逆もしかりで、スタートアップでこそ活きる人材もいる。Googleにずっといた人を敬遠するケースもあります。大きな会社での価値の出し方と10人くらいの会社での価値の出し方は全然違うので。

ほかにもいくつかパターンはあるんですけど、いま話した2つだったら、どちらがいいというのはありますか?

Oさん

Oさん

うーん。年齢的にごりごりのスタートアップは無理ですけど…スタートアップの方が好きですね。

前田

前田

なんで無理なんでしょう?

Oさん

Oさん

年収が急になくなったりするのは、やっぱりつらいです。立ち上げ時で3人とかの会社だと、給料出ない時もあるわけじゃないですか。

前田

前田

まあ、ケースバイケースですけどね、それは。

Oさん

Oさん

リスクを負いたくないな、というのは正直あります。

前田

前田

なるほど。わかりました。

スタートアップの方が好きだけど、リスクは負い過ぎたくないと。ただ、「どういうリスクをとるか」というのは気にした方がいいと思うので、少しお話しますね。

これまでの話から、Oさんがなりたいのはどちらかというと起業家っぽい人たち。「スタートアップを転々とするのもやぶさかではないが、リスクを取り過ぎたくない。」それが今の希望だと理解しています。

そのうえでどういった成功パターンがあるかということなんですけど、たとえば中規模スタートアップ、ひとしきり事業全体が見えるような会社に好待遇で迎えられて、会社が1,000人とかまで大きくなったら、少し小さい規模のスタートアップに戻っていくというか、そういうのは成功イメージに近いですか?

Oさん

Oさん

2人で起業したりするのはちょっと怖いですけど、既に開発チームはあるけどアプリは全然書けないような人達ばかりでつくっているようなスタートアップにマネジメント兼務とかで好待遇で呼ばれて、「もっとドライブさせろ」と言われれば、ちょっとワクワクしますね。

前田

前田

なるほど、なるほど。規模のイメージは具体的に描けますか?

Oさん

Oさん

いま自分が関わっているチームが10人くらいなので、それで1つのサービスをやっている会社が近いのかなと。エンジニア10人くらいですかね。

前田

前田

中小規模のスタートアップですね。そこに比較的年収の高い状況で迎えられるようになる。それが成功している状態だと仮定してよさそうですね。

この段階で、前田さんは相談者本人が「どういう状態になれば幸せなのか」を一緒に具体化しています。その際にイメージしにくい部分については、不足している前提知識を必要に応じて提供することで、相談者自身が自分の成功状態についての解像度をあげるのをサポートしています。

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